2011年10月アーカイブ

ひょんなことで、雑誌にハチとサビコ(とダイスケ)が載りました。
店での展覧会をご紹介していただいたついでなので、ひょんなことでもないか。

まあそんなこんなで、こちらのブログでは書きましたが、
書店で見かけたら手にとってみて下さい。
ウレシカでも少数ですが販売しています。

見開き2ページで「ペットショップにいくまえに」展のこと、
つぎの見開き2ページ(まさかの!)に我が家のニャンダフルライフが。笑

さらっと書いてますが、胸の内は親バカ炸裂中です。
取材していただいた「ねこ」編集部のお二方、ありがとうございましたー。

写真は私がいままで撮ったものから選んだので
ブログやツイッターでみたことある写真が多いと思います。

たとえばコレ↓の違うショットが使われています。

見出しには「大好きな小林さんと寛ぐハチ」とな...ぶはははは!
校正で直しを入れさせてもらいたいところですが、そのままで。
真実を語るハチの「なめんにゃよ」な表情。


ハチ近況:
ハチの口内炎はその後引いています。まだ時々口をくちゃくちゃするので要注意ですが。

サビコ近況:
ハチとの距離はさほど変わらず。あまり関わらないでおこうという感じ。私にはだいぶ懐いてきました。

前回、サビコとハチのことを書いたあと、ちょっとばかし大変なことになった(ハチと私にとって)。
ハチが口内炎になった。
「たかが口内炎」というなかれ。ネコの口内炎は人間のそれより深刻。口中にぼこぼこ口内炎ができてる状態なんだ。
「猫」「口内炎」でググれば、難治性であること、症例、飼い主の悩みが山ほど出てくる。

結論から言うと、発覚から一週間、現在のハチはだいぶ回復しカリカリも食べられるようになった。まだ時々痛がることもあるが。
口内炎は繰り返すというし、ここ一週間のことを記録しておこう。ちょっと長いですが。
私と同じように猫の口内炎闘病している人の参考になるかもしれないし。

あれ?と気づいたのは、一週間前の水曜(火曜の夜あたりからだったかも)。

水曜...ハチがくちゃくちゃと口を動かしている。よだれが出ている様子。
カリカリも減っていない。いつもにまして大人しく元気がない感じ。
カリカリを口にしても首を振りカッカッくちゃくちゃとよだれを出す。

木曜...朝、病院へ。体重=5.1kg(2年前は5.5kgくらい)
口内が腫れていて口内炎だと診断。歯周病と歯肉炎、口内炎は連鎖する。
右奥の臼歯に黒っぽい歯石がついている。歯肉が盛り上がって噛んでしまうので痛い。
口内炎を発症するのは3,4才位からなので、8才でというのは遅い。何が原因か? サビコのストレス?

潜伏ウィルスの可能性もある。白血病、猫エイズは去勢手術の際に検査し陰性だったが、FIPは未検査。
もしウィルスだったら治療法が変わるので、血液検査でタンパクの数値を見ることに。
(ウィルス起因の場合、タンパク数値が高くなるそうだ)
結果、数値正常。内臓は問題なし。やはりサビコストレスか...。

1回目の注射、ステロイド(predo)胃薬(zantac) 夜から投与する錠剤の処方。
夜、押さえつけて口開けての投薬、なんとか飲んでもらったが、その後ひきこもり。
やわらかいカルカンパウチも口にせず。

金曜...朝、錠剤混ぜたカルカンパウチ少し食べる。夜、混ぜたが何も食べず。

土曜...朝、カルカンも食べず。口開けて無理に薬を放り込む。
昼、ささみミディアムレアを掌から半身分食べる。夜、食べず。

日曜...朝、ささみも食べず。押さえ込み投薬にことごとく失敗。水に溶いてスポイトで少しだけ口へ。
夜、ゼリー仕立てのウェットフードを少し食べる。

月曜...朝、病院へ。体重=4.95kg(600g減)
腫れがだいぶ引いていると言われる。右奥はまだ炎症があって口を開けると血が滲む。
薬を飲ませられなかったわりに良くなっている。初回のステロイドが効いたのかも。
本当は注射より、なだらかな治療の投薬がいいんだが、投薬、通院のストレスも考え、
もう一度だけ注射打ってあとは投薬なしで様子をみることに。

2回目の注射、ステロイド(predo)胃薬(zantac)+抗生剤(アンピシリン)
帰宅後、引きこもると思っていたハチ、意外に調子良さそうでカルカンをちょこっと食べる。
それから、少し食べ、少し食べ、食べる!って感じで、夜にはカリカリも食べる。

火曜...朝から食う。んこもした。
食べた後、口をしゃくしゃくして少し痛そうではあるが、それより腹減った!て感じ。
活動範囲も広がり、一階に降りたり、サビコを追いかける素振りしてみたり。

水曜(今日)...早朝からニャーニャー飯くれコール。カリカリOKだが、まだ少しくちゃくちゃ。
リバウンドか?というくらい食欲旺盛。不調時には砂かけていたウェットフードに飛びつく。

というわけで、今のところ元気復活。しかし、口内炎はくせになるそうなので、今後も要注意です。


こころなしアンニュイな金曜日。

激やせしちゃったんじゃない?と心配してた。

毛繕いをちょっとしただけで、元気になった!と喜んだ。

一番のストレスは、何かあった時に隠れる押入れの巣をサビコに占領されたことかもしれない。
サビコは動かないので、こっちの押入れを提供してみる。

なっとくしたわけじゃないんだけど...

サビコが入らなくなった段ボールハウス、入口を広げてハチハウスに。

サビコは家にだいぶ慣れてきた。抱っこはまだムリだし動きは速く野生動物だけど。

ハチが食べなくなって私も凹んだ。病気について調べるほど悲観的になった。サビコを家猫にした責任も感じた。
前猫くるが3才の若さで急死(持病の心臓病発作)した時の喪失感がフラッシュバックしたのもある。
しかし、ハチは強かった。動物の生命力をなめんなよ、だ。

新入り猫ストレスで体調崩した子、口内炎闘病の経験もある猫飼いの知人たちの話で、
長期戦だけど食べなくても流動食も点滴もあるから大丈夫だと聞き、心が楽になったところだった。

ハチ、ナイーブなおっさん。野獣サビコとも少しずつ慣れてね。


一喜一憂した一週間ですが、面白いトピックもあります。
実はハチとサビコが雑誌デビューすることになりました〜。
詳しくは、まて次回。